【 競艇 kyoutei 】

井口佳典がSG初戴冠 鮮やか捲り差し一閃!

〜 平和島SG第35回笹川賞 〜

 銀河系軍団85期の井口佳典が渾身の捲り差しV、デビュー9年目にして初のSGタイトル獲得―。東京・平和島競艇場での「SG第35回笹川賞」の優勝戦は6月1日の最終日第12Rで争われ、5コース発進の井口佳典(30歳・三重)がトップSを決めると、イン浜野谷憲吾のS遅れに乗じ、白井英治と佐々木康幸が競り合う1Mを、鮮やかな捲り差しで抜け出し快勝、田村隆信、湯川浩司に続く銀河系85期から3人目のSGチャンピオンとなった。人気の浜野谷は追い上げるも2着。井口は「暮れの賞金王決定戦でエンスト失格した経験があったからこその勝利。もう失うものはないと、今回の優勝戦では気楽にいけました。エンジンも納得の仕上がりでしたね」と応えた。

(2008年7月5日号)

銀河系85期から3人目の
SGチャンピオンとなった井口佳典選手


【 競艇 kyoutei 】

松井繁が早くも今年特別V4

〜 津G1開設56周年記念 つつじ賞王座決定戦 〜

 怒涛のV進撃は止まらない! 松井繁が今年早くも4度目の特別戦優勝―。三重県・津競艇での「G1つつじ賞王座決定戦・開設56周年記念」は6月10日の最終日第12Rで注目の優勝戦が争われた。優出選手でSGホルダーが5名を数える大一番、田中信がトップSの平尾崇を牽制しながら渾身の差しを放つもイン松井繁(38歳・大阪)が堂々と押切り、当周年5年ぶり通算V4を達成した。今年は1月の唐津周年、3月のSG児島総理大臣杯、5月の鳴門周年を含め、特別V4(通算V45)で賞金ロードを独走中。松井は「ここは地元住之江と同じくらい良い成績が残せる」と、ニッコリ。

(2008年7月5日号)

今年特別戦4度目の優勝で
余裕綽綽の松井繁選手