週間レース <競輪・競艇・オートレース・競馬を網羅した唯一の公営競技総合マガジン>



  

『鬼脚の一箪点評 』第二弾の刊行に寄せて

株式会社週間レース社創業50周年に声をかけて頂き、『鬼脚の一筆点評』を書かせて頂くようになりトータル12年になりました。 4 年を経過した時にムック本として出版させて頂き、鬼脚も記念に残すことが出来ました。 更にこの度ファン、 公営競技関係者のお陰で『鬼脚の一筆点評 』第二弾のムック本を出版する連びとなりました。

 株式会社週間レース社は創業61年を迎えました。 私も62歳になります。 私が生まれた一年後に週間レース社も生まれたのです。 何か不思議な縁を感じます。第二弾は『鬼脚の一籠点評 』を書き始めて5年目からの約6年分です。 編集かれこれで第一弾も目を通しましたが、 我ながら面白い!と感じました。 あんぼんたんと言われそうですが、本当だからしょうがないですね。

 前文が身の回りや社会の出来事などを書いています。本文では競輪を中心に公営競技に関しての内容を書いています。特に競輪では現役を経験し、現在は解説者の立場で選手の取材が出来、引退後は車券を買えるファンの立場でもあります。公営競技の解説者というのは運営以外のことは幅広く確かな知識があると考えています。

 昭和35年に武雄競輪場でデビューし、平成11年にタイトル戦線から遠ざかったという理由でG I 第52回日本選手権競輪(静岡)を最後に引退しました。同開催で神山雄一郎選手が優勝してグランドスラマーを達成し、私の引退に花を添えてくれました。

 私は子供の頃から自転車と釣りが好きでした。小、中学校の頃は学校が終われば友達と毎日のように自転車で川や池、有明海に釣りに行って楽しく過ごしていました。両親は優しかったのですが共働きだったこともあり、小、中学校へはどんなに体調が悪くても、悪天候でも送り迎えは一度もしてくれませんでしたね。友達を羨ましく思う時もありました。

 現役を振り返ると自転車が好きだったことと、ハングリー精神が負けず嫌いになり、頑張ってこれたかなと思います。第二弾も面白いので最後まで読んで頂きたいと思います。今後もファンと共に公営競技を盛り上げていきた いと思います。

令和2年9月吉日

井上 茂徳


  


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