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 7月30日は土用の丑の日。佐賀は猛暑でうなぎ店は大繁盛でした。私は自ら有明海で捕ったアオウナギを食べました。やはりアオは油が乗って旨 いですね。その前日の夜に不思議なことがありました。私の自宅に来ていた4 歳の女の子の孫が天井を見て指を指し「あそこにまるまるがある、あっ、ここにも… 」と言い、やがて私をみてゲラゲラ笑いながら「ジイジのお顔にまるまるがいっぱい」と言いました。

 そばに居た家族がまるまるは何色なのと訊くと、孫は「いろんな色がいっぱい」の答え。私はオーブを見たのだなと思いました。岩手の座敷わらし が出る旅館が有名ですが、そこで撮った写真で座敷わらしが写ってなくてもシャボン玉のようなものが空中で浮遊している写真をよく見ます。凄く縁起がいいらしいですね。それと同じだと思います。

 これまで総理大臣に就いた何人もが事前に岩手の座敷わらしの出る旅館の部屋に泊まった話は有名ですが、鬼脚は我が家の座敷で不思議なことや気配を感じるので家にも座敷わらしが居ると思っています。4 人の子供に恵まれ10人の孫ができ、競輪の仕事ではグランドスラムを達成出来たのですから。

  弥彦開設66周年記念は8月2日に決勝戦を迎え、 浅井がホームカマシを決めそのまま押し切りの優勝。2 着は浅井マークの北野で中部ラインのワンツーでした。3 着は後方から突っ込んだ地元の諸橋。 このレースは川村の実質先行1車のメンバー構成でした。

 それなのに何故、浅井の先行になったのかが、ファンは不思議に思うところでしょう。川村は浅井を相手に少しでも遅く踏み上げたいと考えての走りでした。あまり早く踏上げれば、バテた頃にひと捲りにされるからです。逆に浅井は細切れ戦のくせ者揃いで後手を踏めば厄介なことになると考えていました。そこまで踏み上げないなら行くぞという感じでした。ここでは役者の違いを見せた感じ でした。

 今開催の主役は浅井と平原でしたが共に、最終 バックを番手を廻りながら1 着が取れなかったレースがありました。2 人の力からして必勝パターンに持ち込みながらの負けはファンも納得しません。近況同じことが他の上位陣にも多くあります。昔の選手のように、 いつ騒擾事件になるか分からない中での、失敗は許されない緊迫したレースを心掛ける気持ちを持つべきです。

(8月20日号)


  


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